三菱マテリアルの年収や福利厚生を徹底解説!転職するためには?

三菱マテリアルの仕事についてまとめました。

この記事では主に「年収、福利厚生、転職のコツ」についてまとめています。

会社概要

三菱マテリアルの会社概要は以下となります。

会社名 三菱マテリアル株式会社
設立年 1950年
従業員数 28,426人
本社所在地 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号
売上高 1兆6,629億円(2019年3期)
当期純利益 12億円(2019年3期)

事業内容

三菱マテリアルは様々な事業を展開しています。具体的な事業内容をご紹介します。

高機能製品事業

各種電子機器や自動車・次世代自動車に不可欠なあらゆる製品の製造販売を行っています。

取り扱っているのは、有機ELディスプレイ用スパッタリングターゲット通信用チップアンテナ高性能半導体向け超高純度多結晶シリコンフロントガラス用熱戦カット塗料リードフレーム向け銅素材EV用絶縁放熱基盤各種温度センサ端子コネクターなど多岐にわたり、エレクトロニクス産業の進化をサポートしています。

加工事業

超硬工具(自動車・航空機・医療機器等に使用される金属部品・複合材料の切削加工に必要な工具)・焼結部品(自動車のエンジン・駆動部に使用される部品)を製造提供しています。

長年培ってきた技術を用いて製造されたこれらの工具・部品は自動車・航空機・医療機器の安全性・信頼性を支える生命線として一役買っています。

金属事業

電気伝導性が高く幅広い製品に用いられている鉱山開発および製錬を行っています。

また、E-Scrapと呼ばれる廃基板のリサイクルにも取り組んでおり、そのシェアは世界全体の20%にも及んでいます。

セメント事業

ビル・道路・橋・港湾など、社会インフラに欠かせない基礎素材であるセメント

三菱マテリアルでは、主原料となる石灰石の鉱山工場輸送販売建設会社など、セメントに関する幅広い事業体制をグローバルに展開しているほか、廃棄物副産物リサイクルまでをも請け負うことで循環型社会の構築に寄与しています。

環境・エネルギー事業

環境リサイクル事業および原子力地熱電力事業を展開しています。

環境リサイクル事業では、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電製品のリサイクルを家電メーカーと連携して行っています。

原子力事業ではウランを有効活用する原子燃料サイクルのプロセス設計安全解析/評価研究開発などを担い、地熱電力事業では地熱資源の探索発電設備の建設操業などを担い、日本のエネルギー産業を支える一翼としての地位を確立しています。

仕事内容

各事業部門ごと、研究開発や生産、営業など多くの職種があります。

高機能製品部門

技術

製品開発:自動車・半導体・エレクトロニクスなどの分野で顧客のニーズを押さえた材料・部品開発および次世代製品開発を行います。

製造技術開発:新製品の製造技術開発・設計および既存製品のプロセス改善、海外の関係子会社への製造移管を行います。

生産管理:品質・安全・環境に留意した生産プロセスの構築および生産計画の策定など、生産部門の統率を担います。

営業

拡販営業市場・技術動向分析を行い、新規需要を創り出します

ルート営業:顧客とのやり取りを通して需要動向・ニーズを把握し製品を供給するほか、場合によっては技術部と連携して製品の改良を行います。

加工事業部門

技術

開発:超硬工具の形状開発材料開発技術開発を行います。

生産技術:超硬製品のより高品質・効率的な生産を目的にした製造設備開発製造技術の確立、および海外工場における生産ラインの立ち上げなどを行います。

技術サポート:顧客の要望に応じ、切削加工に関するさまざまな問題や悩みを解決します。

営業

国内営業:国内において、超硬製品の営業活動直需営業流通営業)を行います。

海外営業:海外に向けて、超硬製品の営業活動販売拡大支援新規販路開拓物流体制構築)を行います。

営業企画:自動車・工作機械・医療分野を中心に、産業マーケティングプロモーションツール企画新製品企画営業支援ツール企画などを行います。

金属事業部門

技術

製錬:製錬工程・電解工程・回収工程における技術開発工程改善安定操業を行います。

排水・排ガス処理:製錬工程において生ずる排水・排ガスの処理工程の構築設計開発を行います。

銅加工:純銅・銅合金・無酸素銅などの銅製品の製造における技術開発工程改善安定操業を行います。

営業

営業:市場動向を見極め、銅地金・その副産物・銅加工品の販売を行います。

原料:銅鉱石を製錬所に供給するため海外鉱山との交渉などを行います。

リサイクルE-Scrapを国内外から集荷する業務を行います。

セメント部門

技術

生産管理:セメント製造の核を担っており、品質管理などの業務を通し高品質な製品を低コストで製造できるようにします。

研究開発:廃棄物処理拡大・省エネ・CO2削減を可能にする材料・技術の研究開発や、セメントの品質・環境管理等の調査研究、およびコンクリート建造物の補修に使用する材料の開発を行います。

技術営業:顧客である生コンクリート会社や建設会社等への技術サポートおよびダムなどの大型工事に関する技術対応などを担います。

営業

国内セメント販売業務:建設資材商社を通じて顧客へセメントを販売するほか、プロジェクト工事への新規納入物流体制の構築国内子会社の経営管理など幅広い業務を担当します。

セメント輸出業務:アジア・オセアニアを中心とした海外顧客向けにセメント販売タンカー船の手配を行うほか、取引先の新規開拓海外市場動向調査なども行います。

鉱産品販売業務:石灰石のコンクリート用骨材・発電・製鉄所への販売および全国各地にある仕入れルートを通じての物流業務などを担当します。

環境・エネルギー部門

技術

生産技術:家電リサイクル工場棟における選別システム構築選別ライン設計設備保全改善安全化など、高回収率を目指します。

研究開発:家電製品等に含まれる処理不可能素材について、高品位のものを安全に回収する技術の研究開発を行います。

営業

石炭営業:オーストラリア・インドネシア等から調達した石炭を国内にある各電力会社・製造業者などへ販売します。

コーポレート部門(全社共通)

システム企画

システム開発:ものづくりのノウハウが詰まったシステムの自社開発改修を行います。

先進ICT活用:個人向けICT(AI・チャット・SNS等)のビジネス活用を検討し、企画導入までを担います。

ICT基盤運用:自社グループにおいて使用するグローバルICT基盤について、新技術採用検討負荷状況監視リソースの最適化を行い安定的な提供を目指します。

開発

研究開発の遂行実験データ採取各種評価解析データ結果考察進捗状況報告他部門との打ち合わせ調整など、研究計画に基づいて研究開発業務を行います。

研究成果の整理権利化研究成果の整理社内報告書の作成対外発表、場合によっては特許出願の検討実施を行います。

生産技術

エンジニアリング:安全性と環境・社会への影響等を考慮し、工場の新設増改築設備改造を設計・施工することで新規事業の立ち上げ・増産および品質・コスト納期改善を目指します。

設備計画:工場全体の設備に関するあらゆる計画立案設計・設備の導入を通して省エネ・コスト削減・設備寿命の長期化などを図ります。

設備管理:設備点検・整備・修理などのメンテナンス業務を担い、工場の安定操業を支えます。

資源

鉱山採掘管理採掘場所・数量の決定重機等の運用検討採掘跡の管理安全確保など、鉱石を効率的に採掘するためのさまざまな業務を行います。

鉱石破砕選鉱送鉱管理:さまざまな設備を用いて、鉱石のサイズや化学成分を整える仕事です。

地熱プロジェクト検討:再生可能エネルギーのより一層の普及のため、地質調査物理探査ポーリング等を行い地熱プロジェクトの事業化実現を目指します。

事務

総務法務人事経理財務などの業務があり、企業経営の基盤を担います。

物流資源

工場購買:製造現場と連携し、在庫管理必要物資の調達を行います。

本社購買:国内外から原料・各工場共通品・エネルギー等の国際相場商品・工学製造設備などの調達を行います。

物流管理:世界各地の工場にて製造した製品を顧客のもとへ搬送し、また物流費を抑えるための取り組みを行います。

勤務地(事業所・工場所在地)

次に勤務地を見てみましょう。全国に事業所があります。

本社・支店

東京都本社、北海道、宮城、愛知、大阪、福岡

工場

青森、岩手、茨城、埼玉(3か所)、岐阜、三重、大阪、兵庫(2か所)、香川、福岡(2か所)

研究所

埼玉

海外

北米、南米、アジア・オセアニア、ヨーロッパなど世界31カ国にネットワークを広げています。

平均年収

有価証券報告書によると、三菱マテリアルの平均年収は718万円でした。

30代の年収で、約628.2万円。50代だ平均で813.3万円なります。

ボーナスは30代前半で年間116.2万円。課長や部長など役職が変わるとさらに上がるでしょう。

平均年齢・勤続年数

有価証券報告書によると、三菱マテリアルの平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は17.1年でした。

有給取得状況

女性の活躍推進企業データベースによると、三菱マテリアルの有給休暇消化率は82.4%でした。

残業時間

女性の活躍推進企業データベースによると、三菱マテリアルの残業時間は月平均5.4時間でした。

福利厚生

次に福利厚生を見ていきましょう。

住宅関係

  • 独身寮社宅(全国の事業所周辺にあります)
  • 家賃補助
  • 住宅融資制度

出産・育児

  • 産前産後休暇(産前6週間・産後8週間
  • 出産介護休暇
  • 出産祝金・出産手当金・出産一時金の給付
  • 育児短時間勤務小学6年生まで)
  • 育児休業(原則1歳まで)
  • 看護休暇(半日単位で年間10日まで取得可能)
  • 保育料補助制度3歳まで、月額保証料の10%
  • 生理休暇
  • 結婚休暇(5日間
  • 子どもの結婚休暇

保険・資産形成支援制度

  • 各種社会保険
  • 財形貯蓄制度
  • 持株会
  • 社内預金
  • 共済会

その他各種制度

  • 転宅休暇
  • ウェルネス休暇(本人の健康に関する事由・家族の看護・帰省・ボランティア活動等に利用可)
  • ボランティア休暇(年間5日
  • 介護休業(通算36か月
  • 社員食堂
  • スポーツ施設(体育館・グラウンド等)
  • クラブ活動(野球・サッカー・ラグビー・ヨガ・書道・華道・コーラス など)
  • カフェテリアプランレジャー・リラクゼーション施設英会話スクール育児・介護サービス等)

ほか

評判・口コミ

三菱マテリアルに勤務する社員の方からの評判・口コミをまとめました。

年齢:40代 年収:869万円 職種:研究開発

研究に対する投資は続けているが、成果が出るまで時間がかかるため、この先、どれだけのシーズを事業化できるかが鍵になってくる。

年齢:30代 年収:600万円 職種:研究開発

仕事内容、量と比較して十分な給料をもらっている。

社宅制度で2万円弱の実費負担で住宅費が抑えられる、保険の団体割が適用になる等、実質的には670万円くらいのイメージ。

年齢:20代 年収:550万円 職種:管理系

勤務地に僻地が多く転勤が多いこともあり、寮・社宅は充実している。

これらにほとんどお金を払わず住むことができる点は良い。

まとめ

三菱マテリアルは総合素材メーカーとして世界の産業・インフラ・イノベーションを支えるマテリアルを提供し、広く世界の発展に貢献しています。

本記事のまとめ
    1. 事業内容・高機能製品事業
      ・加工事業
      ・金属事業
      ・セメント事業
      ・環境/エネルギー事業
    2. 仕事内容
      高機能製品部門:技術(製品開発・製造技術開発・生産管理)、営業(拡販営業・ルート営業)
      加工事業部門:技術(開発・生産技術・技術サポート)、営業(国内営業・海外営業・営業企画)
      金属事業部門:技術(製錬・排水/排ガス処理・銅加工)、営業(営業・原料・リサイクル)
      セメント事業部門:技術(生産管理・研究開発・技術営業)、営業(国内セメント販売業務・セメント輸出業務・鉱産物販売業務)
      環境・エネルギー事業部門:技術(生産技術・研究開発)、営業(石炭営業)
      コーポレート部門:システム企画(システム開発・先進ICT活用・ICT基盤運用)、開発(研究開発の遂行・研究成果の整理/権利化)、生産技術(エンジニアリング・設備計画・設備管理)、資源(鉱山採掘管理・鉱石破砕/選鉱/送鉱管理・地熱プロジェクト検討)、事務(総務・法務・人事・経理・財務)、物流資源(工場購買・本社購買・物流管理)
    3. 年収・ボーナス
      年収:718万円
      ボーナス:30代前半で年間116.2万円
    4. 有給取得状況・残業時間
      有給休暇消化率:82.4%
      残業時間:月平均5.4時間
    5. 福利厚生
      住宅関係:独身寮、社宅、住宅融資制度
      出産・育児:産前産後休暇、出産介護休暇、出産祝金等、育児短時間勤務、育児休業、看護休暇、保育料補助制度、生理休暇、結婚休暇、子どもの結婚休暇
      保険・資産形成支援制度:各種社会保険、財形貯蓄制度、持株会、社内預金、共済会
      その他:転宅休暇、ウェルネス休暇、ボランティア休暇、介護休暇、介護休業、社員食堂、クラブ活動スポーツ施設、カフェテリアプラン など