
三菱電機の仕事についてまとめました。
この記事では主に「年収、福利厚生、転職のコツ」についてまとめています。
会社概要
三菱電機の会社概要は以下となります。
会社名 | 三菱電機株式会社 |
設立年 | 1921年 |
従業員数 | 35,203人 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内2丁目7番3号東京ビルディング |
売上高 | 4兆5,199億2,100万円(2019年3期) |
当期純利益 | 2,266億4,800万円(2019年3期) |
事業内容
三菱電機は様々な事業を展開しています。具体的な事業内容をご紹介します。
次世代鉄道車両用インバーター
SiC(炭化ケイ素)という新たな半導体を適用した鉄道車両向けのインバーターを開発して提供しています。
このインバーターは、更なる小型・軽量、省エネ、省メンテナンス、低騒音を実現し、次世代につながる鉄道車両用推進制御システムとして貢献していきたいと思っています。
大型映像情報システム
大型スタジアムで行われる、さまざまな歓喜を演出するオーロラビジョンがあります。
他にも、データ放送やインターネットを利用した映像情報配信システムなどがあります。
三菱電機グループの大型映像情報システムはさまざまなシーンで映像による情報伝達の手伝いをします。
発電プラント
電力供給で重要な役割を担います
環境汚染の更なる低減が求められる、各種発電プラントにたいして電力システム機器を提供しています。
効果率の高い、タービン発電機と高度なネットワーク・計測技術が融合した計装制御システムにより、高い経済性と信頼性を実現しています。
系統変電システム
電力安定供給の要となるのが、電力流通設備です。
その主要機器には高度な、機能・性能と信頼性が要求されます。
しかし、幅広い製品ラインナップを保持している当社の系統変電機器・システムは確かな品質により、高い次元でお客様の必要に応えています。
エスカレーター Zシリーズ
子供からお年寄りまで安心して利用してもらうために、乗降時の足の動きや衣類の巻き込みの低減機能などにより、安全性をますます向上させることと同時に、インバーター標準搭載や照明のLED化などにより省エネの実現化に力を入れています。
環境を考え、人にやさしく、美しく、エスカレーターの未来をさらに切りひらきます。
仕事内容
研究開発や生産、営業など多くの職種があります。
事務系総合職
営業(製作所)
生産拠点である製作所において、製品戦略立案、製品企画、販売支援などを担当します。
そして、設計・開発部門にお客さまの要望を伝え、本社・支社と製作所の情報共有を図る重要な仕事となります。
営業(本社・支社)
常に市場の動向に注意をしなければなりません。
そして、最前線でつかんだお客さまの要望を、開発・製造部門などにフィードバックしつつ、お客さまへの提案活動・受注活動を行う仕事です。
営業(海外)
海外のお客さま向けの製品を担当します。
そして、情報収集、商談、輸出業務、代金回収のほかにも、国内外の生産工場とも連携し、各販売会社の手助けも行っています。
資材
生産に必要な部品、素材、ソフトウェアなどのいろいろな資材の取引先の選定、購入を担当します。
製品競争力強化のために、製品開発段階から、設計・製造部門や仕入れ先との連携により、すでに原価をつくりあげていきます。
経理・財務
各部門とのコミュニケーションを図りながら、事業動向や費用の傾向・特性を把握します。
また、計数的データを基本とし、当社の経営課題と解決策を関係部門と経営トップに進言することで経営に積極的に参画し、事業の発展を支援していきます。
人事・総務
人材は企業にとって最大の資源です。
社員一人ひとりが活き活きと働くことができるためには、採用後、教育をしなければなりません。
また、配置、処遇、福利厚生、退職に至るまでのいろいろなマネジメントに精通している必要があります。
研究・開発(応用研究)
市場の動向にいつも目を光らせて、基礎研究から創出されたいろいろな新技術の、事業化・製品化へとつながる業務に取り組んでいます。
電気設計
製品化に必要な回路やデバイスなど、電気的なハードウェアの開発・設計を担当します。
中には、100万Vもの超高電圧電気から半導体を流れる数Vの低電圧電気まで、幅広い製品に関わります。
機械設計
いろいろな分野で、製品化に欠かせない熱設計、強度設計、流体設計、機構設計などの技術を用います。
それらの製品の、機械的なハードウェア設計を行います。
ソフトウェア設計
電機製品の動きをコントロールする事が重要な仕事になります。
そこで、基本ソフトウェアや制御ソフトウェアなどの組込みソフトウェアや、アプリケーションソフトの設計開発を行う必要があります。
品質管理
製品の高いクオリティーを確保するために、開発段階からプロジェクトに関わり、評価手法・品質基準の設定を行います。
また、品質管理体制の展開に力を入れています。
勤務地(事業所・工場所在地)
次に勤務地を見てみましょう。全国に事業所があります。
本社・支店
北海道、東北、関越、神奈川、北陸、中部、関西、中国、四国、九州支社に31ヵ所あり
工場
神戸、伊丹、長崎製作所、など30ヵ所程あり
研究所
先端技術総合研究所、情報技術総合研究所、デザイン研究所など6ヵ所以上
平均年収
有価証券報告書によると、三菱電機の平均年収は817万円でした。
30代の年収で、約704万円。50代だと平均で983万円になります。
ボーナスは30代前半で年間175万円。課長や部長など役職が変わるとさらに上がるでしょう。
平均年齢・勤続年数
有価証券報告書によると、三菱電機の平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は16.3年でした。
有給取得状況
厚生労働省によると、三菱電機の有給休暇消化率は80.7%でした。
残業時間
厚生労働省によると、三菱電機の残業時間は月平均24.3時間でした。
福利厚生
次に福利厚生を見ていきましょう。
住宅関係
- 寮、社宅あり、家賃補助制度
出産・育児
- 出産時休業:出産前後の約4ヶ月間について、有給で休むことが可能
- 育児休暇:子どもが1歳到達後最初の3月末日
- 育児短時間勤務:最長で子どもが小学校卒業の3月末日までの期間
- 託児施設(ダイヤモンドキッズ)
女性も、積極的にキャリアを目指せるように社員の育児負担を軽減して、仕事に専念できるように、事業所内に託児施設を開設しています。
介護関係
在職中に親の介護をする必要が生じた場合に、介護休職制度や介護サービス利用料補助制度などを利用することができます。
保険・資産形成支援制度
- 健康保険・厚生年金・雇用保険、および労災保険(当社が全額負担)
- 財形貯蓄、住宅融資、社員持株会、社員割引制度、社員互助会など
その他各種制度
保養所、旅行費用補助あり、従業員の必要に応じてメニュー変更可能なカフェテリアプランを導入。
評判・口コミ
三菱電機に勤務する社員の方からの評判・口コミをまとめました。
年齢:40代 年収:740万円 職種:技術
湯布院にある保養所が最高です。
福利厚生などは一通りそろっているのでその辺りは素晴らしいと思っています。
年齢:30代 年収:620万円 職種:開発
人間関係は良好です。
海外進出のチャンスが多い会社なのでやる気や責任感はあがります。
年齢:20代 年収:430万円 職種:事務
部署によって忙しさが違う会社だとおもいます。
男性社会なので私がみたところでは管理職は男性のみかもしれません。
まとめ
どんなに大きな社会課題でも、解決の起点となるのは 、何よりもまず一人ひとりの強い意志と行動力です。
事業内容
- 次世代鉄道車両用インバーター
- 大型映像情報システム
- 発電プラント
- 系統変電システム
- エスカレーターZシリーズ
仕事内容
- 事務系総合職
- 営業(海外)
- 資材
- 研究・開発(応用研究)
福利厚生
- 住宅関係
- 出産・育児関係
- 介護制度
- 保険・資産形成支援制度
- その他各種制度※
“三菱電機の年収や福利厚生を徹底解説!転職するためには?” への1件のフィードバック